冷えはじめの肩こりに葛根湯♪

こんにちは♪ 
前回の続きのような感じなのですが、さっそくお客様から、葛根湯って肩こりに効くの?
と、ご質問をいただきましたので、まとめてみようか思います! 

実は、漢方学校での授業でも、話題にでた内容です^^

なるほどー! と思ったので、共有させていただきますね♪


結論!

葛根湯は、肩や首、肩甲骨のあたりを、強力にあたためて、発汗させる作用
があるので、ゾクゾクする時や、風邪を追い出すための養生薬として、力を発揮します^^

なので、寒さや冷えで、キューっとなった時の肩こりは効果テキメンですね♪ 
慢性的な冷え性の方や、血行不良などが原因で、肩こりにお悩みの方は
試してみてもいいかもしれませんね♪

では反対に、効かないのは、どうしてかというと

①自律神経の乱れや、神経性のこり、慢性的なガチガチのこりは、
葛根湯では、時間がかかる場合があるということ。

②そして、葛根湯は、毎日の服用や、一ヵ月以上の服用、常用的に服用するのは
推奨されていないということ。

芍薬(しゃくやく)   ぺオニフロリンという成分が筋肉のけいれんを抑える、血行促進
大棗(たいそう)    胃腸の不調改善、滋養強壮、ほかの生薬の作用を調整
生姜(しょうきょう)  殺菌、抗炎症、からだをあたためる、血行促進
桂皮(けいひ)     強力にからだをたためる、冷えからくる痛みを和らげる
葛根(かっこん)    水分バランスを調整・発汗・筋肉の緊張を和らげる
麻黄(まおう)     強力に発汗、からだをあたためる、エフェドリンを含み交感神経を刺激
甘草(かんぞう)    せきやのどの痛みを鎮める、配合生薬の調和として漢方薬の7割に含まれる。


この中で、注意したいのが、「麻黄」。
麻黄が入っているから、即効性があるものの、ふだんお風呂やサウナで汗をかいて
疲れちゃう人は、半量からはじめてみるのが良いかもしれません。
エフェドリンという成分で、交感神経興奮作用があり、血管の収縮や血圧に影響があります。




寒さを感じる季節におススメしたいのが、『お茶習慣』です♪
葛根湯の中身をみて、なんとなくわかるかもしれませんが
生姜はそのまま生姜、桂皮はシナモン、甘草はリコリス、葛根は、葛
大棗はナツメ、で、あるていど代用することができます。
もちろん、使用する部位もちがうので、即効性や効き目には、違いがありますが
どれも、スーパーで手に入るものばかり^^ 

漢方薬はちょっとニガテ^^;とゆう方は、
お茶として、楽しまれてもいいと思います☆ 

500㎖の沸騰したお湯に、生姜半かけ、シナモンスティック一本か半分
ナツメひとつぶ、リコリス茶葉をいれ、5分ほど煮てもよいし、5分程蒸すだけでもOK.
最後に葛粉でとろみをつけてもいいですね^^

お茶なので、こうじゃなきゃいけないという決まりはありません♪ 
お好みで、調整してくださいね☆

※甘草(リコリス)は、お茶としても、長期の飲用や多量の服用は
注意が必要なので、妊娠中・授乳中・血圧が気になる方は、少量の黒糖や甜菜糖で、代用しましょう♪ 


日々の養生を支えてくれるのが、漢方薬。
一、に養生、二、に漢方 です^^


皆さんも、楽しい漢方養生ライフをはじめてみませんか♪ 


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タイマッサージ ヤッカオ
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